ライフプロフィール

1. 1940

   東京都渋谷区代々木西原町で2月25日、
   玉のよう？な可愛い男の子が未熟児で？誕生

2. 1945

   私のルーツは汽車ポッポ。 日本が最後の抵抗としての戦局が激しい、終戦真近の昭和19年、山口県徳山市に疎開。
   屋根やデッキは鈴なり超満員の汽車。
   とある駅で我慢しきれず母親におしっこを訴えるも、出られる状態ではない。
   人から人へと宇宙をさ迷い、やっと窓から出して貰った。
   「お便所どこ？」と見回したが分からない。
   「僕、いいからここでやれ」と窓際の大人の声。子供心にも羞恥心があったが、止むを得ず汽車にかけた。
   放水中ガチャン・ガチャン・ガチャ～ンの音。
   本能的に汽車が動き出すことを察知。シュッ・シュッ・シュッの音とともに汽車は動き出す。
   汽車の速度に合わせて放水し続ける（これが凄い・天性である）。
   窓際の人が「僕まだか！まだか」と急き立てるも放水を止める手段を知らない。
   その内「もういい！」と言って、私を抱き上げた瞬間放水が止んだ、と思うが、その人の顔か体にかかったかは記憶にないが、まさに命の恩人だった。
   心から感謝してるし、ご存命ならばお逢いして一言のお礼が言いたい位、いまだに忘れる事が出来ない。
   でなくば、今頃は孤児ハッチの靴磨きか、マッチ売りの少年か、或いは暗黒街の帝王になっていたかも知れない。
   まさに運命としか言いようがない。
   矢張り私のルーツは、汽車ポッポだった。

3. 1947

   疎開先の山口県徳山市金峰小学校入学。4年生時以外、5回表彰を受ける。

4. 1953

   生まれ故郷の東京都渋谷区西原の地にリターン。東京都渋谷区代々木中学校に入学。

5. 1956

   私立海城高等学校入学。59年卒業（昭和33年卒業）

6. 1959

   東京都「都立理容学校」へ入学。
   60年見事首席で卒業（卒業試験一発合格者3人に1人）

7. 1960

   東京都世田谷区下北沢「マツオ」理容店にインターン修業で入店。
   （女ばかりで参った）

8. 1961

   東京都のみ受験。理容師免許証を取得。
   （東京生まれ・東京都立・東知事の「東」に拘った）

9. 1965

   東京都杉並区高円寺北3丁目1032番地に開業。（現在は3-43-10）

10. 1968

    練馬自動車教習所にて、普通自動車運転免許証を取得。（意地で取った免許証）

11. 1973

    「理容杉並東支部」4ブロック部長を、‘77年までの5年間歴任

12. 1974

    東京都理容弁論大会に出場するも、台詞を忘れ絶句した為、内容に自信あるも論外。
    JAC「ジャパン・アーティスト・クラブ吉田靖弘会長」のワンディングコンテストで優勝。

13. 1976

    吉田靖弘会長から一本釣り勧誘でJACに即入会。

14. 1978

    全国JAC内部に於ける、総合筆記テストで七本の指に入る。
    本部インストラクターとなる。

15. 1980

    JACの広報局長を拝命。理美容ジャーナル10社の窓口であり、
    JACの顔や看板故に、重責を感じる。

16. 1983

    銀杏の会発足（平井三男代表）・実行委員長に就任。
    中国太極拳中級ライセンスを取得。

17. 1986

    「杉並青色申告会」の役員に任命される。
    手話中級ライセンス取得。

18. 1988

    「理容杉並東支部」の広報部長　兼　教育副部長を’90年まで三年間歴任。
    東京都同組本部に於ける、広報部門投稿記事でノミネートされるも賞を逸す。

19. 1989

    (株)近代美粧社による投稿記事の月間賞で”サロンステーション大賞”を受賞。
    (株)サロン流通新聞社より養護施設「東京家庭学校」について取材を受け掲載される。

20. 1990

    養護施設「東京家庭学校」への人気満了に伴い、駒村教育部長＆故岡田支部長を招き、ジャーナル5社列席の元、勤勉な協力者に（自費で）、賞状並びに記念品を添えて表彰した。

    「株」理容文化社に於いて、養護施設「東京家庭学校」に関し、リーダーの責任者として座談会の要請を受け開催。

21. 1991

    杉並の法人養護施設「東京家庭学校」から三年間の貢献度により、百周年記念事業で表彰を受ける。（慰労金？15万円と九谷焼の湯呑みセットを拝受）。

22. 1995

    社団法人「杉並青色申告会」に於ける周年事業で、初の税務署長の感謝状を受賞。

23. 1999

    (株)全国理美容新聞社より、「山を愛す散歩道」のタイトルで取材を受け掲載される。

24. 2000

    (株)近代美粧社より「21世紀・主役は私たち」のタイトルで取材を受け掲載される。
    (株)理美容出版社より「20世紀を創った理容師夫婦」で取材を受け掲載される。

25. 2001

    社団法人「杉並青色申告会」高橋新一郎会長より、税制指導委員に委嘱される。
    理容杉並東支部の第四部長に委嘱される。

26. 2002

    4半世紀に亘る足掛け26年在籍したJAC（ジャパン・アーティスト・クラブ渡部道夫会長）の、広報局長辞任と同時にJACを退会
    （広報局長辞任届け・JAC退会届を渡部会長に提出・受理される）。

    東京都青色申告会連盟に於ける功労者としての17名に選出され、表彰状並びに記念品として1万円を受ける。

27. 2003

    何処にあっても輝きを忘れず”の吉田靖弘先生（現JAC最高顧問）の言葉を肝に銘じ、「大場通り商和会」大坂　明会長の長期病欠により会長の代行をしながら現在に至る。

28. 2004

    杉並区商店連合のHPコンテストに応募し入賞。
    阿佐ヶ谷産業館にて「客ごころ賞」を受賞。
    副賞として、（株）ヴァル研究所より、Webサービス1年間の無償利用の権利を獲得するも、実際には役立たず。
    杉並区山田宏区長より自転車放置防止協力員の委嘱。（平成16年4月～20年3月迄）
    10/4・社団法人杉並青色申告会の西尾高円寺北支部長から、平成18年4月より新支部長就任の要請があった。10/11・11/8「ダイゴ」に於いて、西尾支部長・楠森・関沢両副支部長・中澤氏との5人で会談した。
    協力者不可欠の条件で内諾する。
    11/17・社団法人杉並青色申告会の税務署長賞の感謝状を、大宮八幡社にて受賞。
    麻生太郎総務大臣（吉田　茂元首相の孫・現外務大臣）より国税調査員に任命される。

29. 2005

    1/17・社団法人青色申告会賀詞交歓会の席上、昨年11/17の件で受賞（5千円）
    11/21・青色申告会三支部合同会議を支部長としての初仕事で司会を担当

30. 2006

    1/25・杉並区長（山田　宏）杉並区商連合会（徳田達介会長）より、 杉並商会結成55周年にあたり、感謝状並びに商品（5000円の商品券）を受ける。
    10月・荻窪「ホテルクラブイン」主催の川柳大会に応募・最優秀賞に選出される。
    副賞として、5000円分のサービス券・【スタッフの　変わらぬ笑みが　美味超える】

31. 2007

    11月納税表彰に出席
    11月三支部合同会議で司会を担当

32. 2009

    平成21年4月大坂会長高齢の為、廃業、会長退任を受け5月から会長代行として 「なみすけ」券の販売。
    9月高商連設立（高円寺南北商店街）の一本化。
    11月商和会として高円寺駅前広場のテント村に4商店を出店し好評を得る。

33. 2010

    1/10・商和会監査日に、ザ・高円寺（篠部（ささべ）氏大道芸の説明。
    2/7・商和会総会（庚申会文化会館）に於いて、商和会会長に就任する。
    5/1～2・商和会は初の大道芸に参加。【元読売新聞販売所跡地にて】

34. 2011

    2月27日（日） 30年間の登山で鍛え上げた脚力で？東京初マラソンに挑戦。見事に完走はしたのだが、36キロの佃大橋で両足に痙攣を起こし止まった。その時、「足が痛いのは気のせい」とダンボールを掲げている50がらみの女性がいた。
    足を引きずりながら通過する時「おばちゃん、本当に痛いんだよ」と訴えるも「気のせい、気のせい」と笑って手を振る。剥きになって反応している自分が恥ずかしく、「気のせい」と思い直し、ひたすら前を向く。
    やがて「あと2kです」の係員の声に、どこにこんな力が残っていたのか、弾けたように足も折れよとばかり全力疾走をした。沿道から「ナイスラン！」の響きが心地よい。この間だけで5～600人は抜いた筈。
    人生に、たらればはないが、痙攣が起きねば、またおばちゃんのボードが目に入らなかったら、この記録はもとより自分史はなかったと思う。 時間は5時間1分7秒だった。

35. 2012

    2/26・ 二度目の東京マラソン。昨年経験したので充分だと思っていたので、練習もせずにいたら抽籤の当選通知がきた。
    誰も応援してくれているとは思えず、止む無く走ったと言う精神論が悪く、一所懸命走った積りが、前回よりも6分遅れの5時間7分だった。

    9月・山が呼んでいる気がして、燕岳（2,762M）・大天井岳（2,922M）・常念岳（2,857M）に行ってきた。強風で難儀したが、2年ぶりの北アルプスに感動を受けた。体が覚えている。矢張り山はいいな・・・。

36. 2013

    2/24・ 三度目の東京マラソン。まさか、まさか三年連続とは驚き、桃の木、山椒の木である。
    昨年は目立たなかったので、今年は何とか目立とうと、柴又の「寅さん」コスプレで走る事にしたので、寅さん記念館で雰囲気をつくる。本番は衣装や小物は全てレンタルで、カバンは重いのでダンボール。
    さて当日、マントに身を隠すシャイな自分が情けないが電車で都庁へ。
    スタート時間が迫る中、思い切ってバッと脱ぎ捨て群衆に晒す。
    その途端である。「おっ！寅さんだ！」「わぁ！寅さんよ！」のざわめきと共に全方位からの熱視線が痛い。慣れていないからどうリアクションすれば良いか分からない。
    スタート直後から「お帰り！寅さ～ん」、「生きてたの！寅さ～ん」の連続コール、走行中のランナーからも写真をひっきりなしに撮られる。どこを走っても最後までこの有様だった。5時間56分と言う時間は掛かったが完走は成し遂げた。最高のパフォーマンスが演じられ、悔いのない自分史に残る1頁である。